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【江尻良文の快説・怪説】「2021年セ・リーグ6球団キャッチフレーズ」の勝者は? (1/2ページ)

 巨人の3連覇か、それとも不甲斐ない他球団が意地を見せるのか。2021年セ・リーグキャンプインを前に、6球団が公表した今季キャッチフレーズ。まずはそこから占うと-。

 (1)原巨人「1Team~和と動」

 リーグ3連覇は当然のこと、ソフトバンクに2年連続して大惨敗した日本シリーズの雪辱、9年ぶりの日本一奪回がノルマ。

 昨季の「和と動」を継続し、新たに「1Team」を加えた。「一軍、二軍、三軍が同じスローガンを掲げ、全軍一つになって、目標に向かって進む」ことを強調している。

 4年連続日本一の工藤ソフトバンクでは、三軍出身の選手が大活躍している。エース・千賀-正捕手・甲斐のバッテリーにとどまらず、栗原ら新星が次々に出現している。それにあやかろうという胸の内が見え隠れする。

 (2)矢野阪神「挑・超・頂-挑む超える頂へ-」

 石の上にも3年目を迎えた矢野監督。3位、2位とくれば、今季の狙いは2005年の岡田阪神以来のリーグ優勝しかない。

 「今一番必要なことは“挑戦すること”だと考えている」とアピールするのも当然だろう。待ちくたびれたファンは、V奪回しか喜ばない。

 (3)与田中日「昇竜復活その先へ」

 昨季8年ぶりのAクラス入りの3位。その先となれば、やはり優勝しかない。しかも今季は球団創設85周年のメモリアルイヤー。

 「何としても優勝を目指して戦います」と、与田監督は宣言するしかない。昨季はエース大野が巨人・菅野を押しのけ、投手最大の勲章である沢村賞を獲得した。

 ファンの期待は高まっているのだから、落合政権最終年の2011年以来のリーグ優勝宣言はとりあえずノルマか。その実現性はともかくとして。

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