記事詳細

セの「DH制」平行線のまま…導入あきらめない巨人にセ5球団が不信感「しつこい。議論にならない」 (1/2ページ)

 巨人・山口寿一オーナー(63)は22日に東京都内で行われたスタッフ会議に出席。19日のセ・リーグ理事会で巨人が提案し、他球団の反対で見送りとなった暫定的なDH制の導入をあきらめない姿勢を示した。

 「率直に言って残念ですね。選手の負担軽減と、試合価値の向上、選手の育成強化、これらすべてを満たすには、期間限定であってもDH制を導入することがプラスになると確信してご提案していました」。そう語って残念がる山口オーナー。

 昨年12月14日の理事会でも投手の負担軽減、チーム強化、投手に代わって野手が打席に立つことによる試合の質の向上という3点を理由にDH制導入を提案したが見送りとなっていた。

 交渉が不調に終わる過程の中で、巨人に対してセ他球団が不信感を持つ場面もあった。

 あるセ・リーグ球団幹部は「議論もされずに拒否されたように報じられたことに反発があるのは事実。去年もきちんと話し合って見送りに決まっている。それを『ロクに議論もせずに』とマスコミに出たのではね」と表情を硬くする。提案の事実を公表するにしても、議論すらしていないというのは話が違うというのが反発理由だ。

 山口オーナーは「議論は続けるということで理事会は終わっている。これで可能性がなくなったとは考えておりません。引き続き提案、主張を続けていきたい」と今季の暫定的DH制導入をあきらめる様子はない。

関連ニュース