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通算755本塁打、ハンク・アーロンさん死去 86歳 本塁打王4回、野球殿堂入り (1/2ページ)

 米大リーグで1950~70年代に活躍し、歴代2位の通算755本塁打を放ったハンク・アーロンさんが22日に死去した。86歳だった。現役時代に所属したブレーブスが同日に発表した。

 アフリカ系米国人のアーロンさんは1954年にブレーブスで大リーグデビュー。本塁打王に4度輝き、74年に不滅といわれたベーブ・ルースの通算714本塁打を塗り替えた。2007年にバリー・ボンズに抜かれるまで通算最多本塁打記録の保持者だった。

 23年間プレーし、通算2297打点は現在も歴代1位。3771安打は歴代3位。76年限りで現役を引退し、82年に米国野球殿堂入りを果たした。得票率は97・8%で当時、歴代最高だったタイ・カッブ(98・2%)に次ぐ高さだった。

 野球選手としてのデビューはニグロ・リーグで黒人選手への差別とも闘い続けた。ベーブ・ルースの記録を抜いた当時は、まだ黒人差別が激しく、殺人予告も受けたが、脅しに屈せず毅然とした態度でプレーを続けた。

 今年1月6日には著名人や家族らとともに、公の場で新型コロナウイルスのワクチンの接種を受けた。黒人たちへワクチンが安全だというメッセージを伝えるためで、「接種に不安はない。こうした場にいられることを誇りに思う」と話したばかりだった。

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