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九重部屋で新たに3力士陽性 初場所なんとか乗り切ったが…PCR検査「毎日実施せよ」の声

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は24日、九重部屋で新たに3力士が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

 九重部屋は初場所前のPCR検査で、幕内千代翔馬、十両千代鳳ら4人が陽性と判定され、全27力士が全休。19日までに師匠の九重親方(元大関千代大海)と幕下以下力士8人と行司1人も感染し、時間差クラスターが発生。さらに陰性と判定されていた10人がPCR検査を受けたところ、新たに3人に症状が出て、合計17人に達した。

 芝田山部長は「ちゃんと国の方針の中で対策を取って15日間、乗り切れた。こういう形のものをしっかりとみなさんに見せていくことで、どんな感染対策を取っているか関心を持ってもらえればいい。場所直前、PCR検査したことは大きな利益ですよ。あのまま感染者が混在していたら、どうなっていたか分からない」と胸を張った。

 2月1日から行われるプロ野球12球団のキャンプでは、1週間に1度のPCR検査が義務付けられているが、密着競技の大相撲は場所前の検査だけ。観戦した医師からは、場所中に力士へのPCR検査を毎日実施することや、土俵下の勝負審判のマスク着用など、感染対策に余地があるという声も上がっている。

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