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【勝者のワザ】従来の動き捨て「飛ばせるウィークグリップ」 ザ・アメリカンエキスプレス優勝、キム・シウ (1/2ページ)

 25歳のキム・シウが、ザ・アメリカンエキスプレスで3年8カ月ぶりのツアー3勝目を挙げた。韓国ナショナルチームのメンバーで、17歳でUSPGAのQTを突破したものの年齢制限からツアー出場できず(レギュラー、下部ツアーとも)、ミニツアーからプロのキャリアをスタートさせなければならなかった過去がある。

 ジュニア時代からオールラウンドプレーヤーとして高評価されていた。安定したショット力、的確なパッティングのライン読み、テンポ、リズムのよいストローク…穴がない。

 その中で、躊躇(ちゅうちょ)なくフィニッシュまで振り切るキレのよいスイングは、特にアマチュアゴルファーには参考になる。このスイングのカギであり、最大のポイントになっているのはグリップである。左手の握りが浅いウィークグリップ。もともとスライサーの多いアマチュアは、クラブの進化、変化もあってストロンググリップの方がまっすぐに飛ばしやすいとされてきた。

 少数派になっていたウィークグリップが最近になって脚光を浴びるようになった。そこには、「左掌屈・右背屈」の動きが注目され、分析、解析が進められた背景がある。左手は手のひら側に曲げる掌屈、右手は甲側に曲げる背屈。実は、ストロンググリップよりもストレートかウィークグリップにした方が、ずっと作りやすく、決めやすい。テークバックの初期で、両手の形を作ってしまうことも可能だ。

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