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宮崎に届いた“桑田効果” 巨人・戸郷、ブルペンで完投目安の135球「キツかった」

 東京ドームのS班キャンプで指導中の巨人・桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)の威光は、直線距離で870キロ以上離れた宮崎の1軍キャンプまで届いている。

 次期エースの期待を受ける3年目の戸郷翔征投手(20)は3日、今キャンプ2度目のブルペン入り。投球数は桑田コーチ補佐が掲げる完投の目安135球ちょうどで、「最多ですかね。もちろん、桑田コーチの設定をメディア用に意識しながら投げました。いやあ、キツかったっすね」とおどけつつ語った。

 対面前から“桑田効果”はてきめんだ。完投を果たせなかった昨季の反省を踏まえ、戸郷は「やっぱり100球前後の球の弱さが今日も見えた。まだまだトレーニングが足りない。6、7、8回が一番きついところ。そこを意識しながら、100球を超えてからセットポジションに変えた。去年は試合後半で打たれていたので。それをもとに終盤の練習をしようと」と課題に向き合う。

 ドラフト1位の平内龍太投手(22)=亜大=は117球を投じた1日の練習後、ブルペンでの球数の設定について「(宮本)コーチとか、桑田さんと話して」と説明。すでに1軍キャンプの練習内容にも、桑田コーチの意見が反映されていることがうかがえる。

 原辰徳監督(62)は「それはいいことじゃないですか。やっぱりワンチームなわけだし。宮本チーフとも、あるいは投手コーチの連係というものも、しっかりとできてるでしょうね」とうなずく。桑田コーチ補佐の1軍合流は6日の予定。巨人復帰後初のユニホーム姿で降臨となれば、宮崎の熱気はさらに増しそうだ。 (片岡将)

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