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【勝者のワザ】基本動作は変えず、スイングを3段階に分け精度アップ ファーマーズインシュランスオープン優勝、パトリック・リード (1/2ページ)

 2位に5打差をつけてツアー9勝目を挙げたパトリック・リード。マスターズを制した当時は、典型的なドローボールヒッターであったが、その後フェードボールもドローボールと同様に精度を高め、ファーマーズインシュランスオープンでは、状況に応じて巧みに使い分けていた。

 ここ2年は、デビット・レッドベターとコーチング契約を結び、技術面だけでなく、攻略に必要な考え方やメンタル面でのアドバイスも受けてきた。

 はやりの掌屈、背屈という手首の使い方や、トップからダウンスイングへの切り返しでヘッドをループさせるシャローイングといった動きもなく、従来通りのスイングである。最新理論とされている動きを取り入れることなく“自分流”のままでも進化できる。新しい波に乗らなくてもいい。それは多くのアマチュアゴルファーにとって迷いを断ち切ってくれる福音のようでさえある。

 リードは、レッドベターによって自分のスイングを再構築したのではない。基本動作は変わっていない。リードが大切にしてきたのはトップスイングまでの動き。(1)ハーフウェイバック(2)スリークオーター(3)トップ-という3段階で動きを作り、それを一連の動作としてつなげていくことだ。

 (1)は、アドレスでの腕、肩でできる三角形を崩さずに胸郭をターンさせる。これはグリップエンドを鳩尾のあたりにつけて、シャフト部をグリップしてバックスイングするドリルで習得できる。

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