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IOC、森会長の発言「完全に不適切」

 国際オリンピック委員会(IOC)は9日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による「女性蔑視」発言について「完全に不適切だ」と非難する声明を発表した。

 IOCは森会長の発言撤回、謝罪を受けて4日、「問題は決着した」との声明を発表していたが、発言に対するIOC委員や選手、スポンサーの反発が続いていることから、改めて立場を明確にした形だ。

 声明は「(社会的な)一体性、多様性、男女平等はIOCの活動に不可欠な要素」だとした上で、森会長の最近の発言が「IOCの公約や取り組んでいる改革に矛盾する」と指摘した。森会長の進退問題には言及しなかった。

 森会長は3日、日本オリンピック委員会(JOC)の会合で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言。その後「不適切な発言だった」と撤回、謝罪した。(産経新聞 時吉達也)

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