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森喜朗氏、組織委会長の辞任表明

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が12日、女性蔑視ともとれる発言の責任を取り、組織委会長を辞任する意向を表明した。同日、東京都内で開かれた組織委の評議員会と理事会による合同懇談会の冒頭で「不適切な発言が原因で混乱をきたしてしまった。理事の皆さん評議員、多くの皆さまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思っている。改めて報道されている通り、きょうをもちまして会長を辞任する」と表明した。

 森氏は3日に開かれた日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会で、JOCが女性理事の割合を40%にする目標を掲げていることに関連し、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。男女平等を推進する五輪精神に反するとして、国内外に波紋を広げていた。

 元首相の森氏は政官財だけでなくスポーツ界にも人脈と影響力を保持。東京大会の招致にも尽力し、平成26年1月に発足した組織委の会長に就任、大会準備の陣頭指揮を執ってきた。(産経新聞)