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橋本五輪相に3つの“不安材料” 自粛中の会食にキス強要、政界進出を口説いたのは森喜朗氏 小谷氏らが会長候補に浮上 (1/2ページ)

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任選びは混迷の度を深めるばかりだ。最有力候補は夏冬7度五輪に出場している橋本聖子五輪相(56)だが、すんなりと決まりそうもない。橋本氏には就任後、海外からも指摘されそうな“アキレス腱”が多いからで、これが後任会長選びを複雑化させている。組織委のスポーツディレクター(SD)を務める小谷実可子氏(54)などが有力候補者として注目を集め始めている。(編集委員・久保武司)

 橋本氏は後任会長への就任について、「理事会の中で公正公平に決定されていくもの。(打診は)全くありません」と慎重だ。組織委内部でも「橋本会長では厳しい」と“待った”がかかっている。橋本氏本人も今後、適性を問われる指摘を受ける可能性があることをわかっているようだ。

 第1の問題は、政府が新型コロナウイルス対策で5人以上の会食自粛をよびかけていた昨年12月にこれをあっさり破ったことだ。同17日の夜に計6人で会食したことが発覚。平均単価1人あたり2万円、カウンター8席のみという東京・四谷の高級すし店を貸し切りにしていたという。

 前日16日には菅義偉首相(72)が大人数での会食を深謝。政府分科会の尾身茂会長(71)も「5人以上の会食は控えてほしい」と再度呼びかけていたその夜だった。組織委理事の中には「国民全体がコロナに敏感なのにこの会食問題は厳しい。会長に就任すればこれが海外メディアに知られる。ゾッとするよ」と話している。

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