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橋本五輪相に3つの“不安材料” 自粛中の会食にキス強要、政界進出を口説いたのは森喜朗氏 小谷氏らが会長候補に浮上 (2/2ページ)

 2つ目はセクハラ問題だ。2014年ソチ五輪当時、日本スケート連盟会長だった橋本氏が、フィギュアスケート男子の高橋大輔にキスを強要したと「週刊文春」に報じられた。結局は不問に付されたが、関係者からも一大ブーイングが起きた。

 3つ目は95年政界進出時に橋本氏を“口説いた”のが森氏だったことだ。国会議員とスポーツ選手の“二刀流”を貫き翌96年アトランタ五輪に出場したが「片手間で議員が務まるのか」と大バッシングを受けた。これを全面的に擁護したのも森氏で、自らの派閥に置いて政治家としてのイロハも伝授した。森氏のバトンを受ける形になれば森氏の“院政”との指摘受けることになる。

 さらに、国務大臣は公益法人の役職の兼職が禁じられており、会長に就任するには五輪相を退く必要がある。多忙な後任会長に就任するのであれば、参院議員も辞職するべきであるとの声もある。もし、会長として無報酬だった森氏に倣うことになると、橋本氏の実質の実入りは激減。余計なお世話かもしれないが、6人の子供を抱えているだけに、家計のやりくりも厳しくなるだろう。

 他に有力候補とされるのは、シンクロナイズド・スイミング(現アーティスティックスイミング)の1988年ソウル五輪銅メダリストで、「女性」「若さ」という条件に合致する小谷氏。日本オリンピック委員会(JOC)理事の山口香氏(56)、JOC理事の高橋尚子氏(48)、プロ野球DeNAのオーナーの南場智子氏(58)などの名前も挙がっている。

 さらに初代スポーツ庁長官の鈴木大地氏(53)、現・同庁長官の室伏広治氏(46)らを推す声もある。ただ、橋本会長誕生となった場合には、東京五輪開催は結果的にアウトになる危険性があると言わせてもらう。

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