記事詳細

メンタルも最強! 大坂なおみ「キャリア・グランドスラム」へ再出発

 テニスの全豪オープン女子シングルスで20日の決勝に進出した世界ランキング3位の大坂なおみ(23)=日清食品。事実上の決勝戦といわれたセリーナ・ウイリアムズ(39)=米国=を準決勝で倒した時点で、世界の評価は「現在の女子最強は大坂」に変わった。今大会の優勝はもちろんだが、次の目標は世界ランク1位の奪還と、2年前、いったん挫折した「キャリア・グランドスラム」の達成だ。

 2018年に全米、翌19年に全豪に勝って世界ランク1位になった当時20歳の大坂は、次の目標を「全豪、全仏、ウィンブルドン、全米の四大大会すべてに勝つキャリア・グランドスラム」だとし、「今自分は、その目標の半分までは来ている」と自信たっぷりに話した。

 しかし、言葉とは裏腹に世界1位のプレッシャーにさいなまれ、どん底を味わったのは周知のとおり。

 それが、コーチにウィム・フィセッテ氏を迎え、試合に臨む気持ちや態度を切り替え、ピンチに弱い大坂が消えた。フィジカルも強化したことでサーブ、ストロークともレベルアップ。セリーナを圧倒したあと大坂は「今、私が最も誇れるのはメンタルの強さです」と言い切った。

 全豪オープンの公式サイトも「大坂はビッグマッチになればなるほど強さを発揮する選手になった」と評価する。

 キャリア・グランドスラムを成し遂げるには、これまで苦手とされたクレーや芝でも結果を残すことが必須だが、それが決して夢物語ではないと思える段階に入ってきた。

関連ニュース