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【福島良一 メジャーの旅】沢村拓一のRソックス入りで思い出す“伝説の大投手”サイ・ヤング (2/2ページ)

 一方、日本では47年にプロ野球草創期の名投手、沢村栄治の栄誉と功績をたたえて「沢村賞」を創設。現役時代のヤングと同じく、沢村も3度ノーヒッターを達成。また、速球に加えて「懸河のドロップ」と称されるカーブを武器にした。

 34年の日米野球では当時17歳の高校生ながら、ベーブ・ルースらを擁する大リーグ選抜軍に対し8回1失点の快投。試合後、コニー・マック監督が「サワムラを連れて帰りたい」と打診。初の日本人大リーガーになる可能性もあった。

 日本のサイ・ヤング賞に相当する沢村賞。栄光の伝説になった沢村栄治と血縁関係はなくとも、同じ名字であり、同じ巨人出身という間柄。今度はレ軍入りでサイ・ヤングと沢村にも不思議な縁を感じる。 (大リーグ評論家・福島良一)

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