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復帰後初マウンドは2回3失点 “9億円男”楽天・田中、再適応へ「太ももとふくらはぎ守れ」 (2/3ページ)

 まだ結果を追い求める時期ではないが、昨季までのメジャーの実績が安心材料にならないのが、日本野球への再適応の部分だ。前日に偵察に訪れた他球団スコアラーは「ボールの違いに関しては問題なさそうだね。日本からメジャーに行くときより、その逆の方がハードルは低そう」とみつつ、「登板中に足元を気にする仕草が何回かあったね」とも指摘する。

 久しぶりに立った日本のマウンドは、地方球場特有の大きく掘れる軟らかいタイプ。小山伸一郎投手コーチ(42)によれば、田中将は「踏み出した足にぐっと力を入れたときに滑る」と勝手が違うマウンドへの戸惑いを語っていたという。

 チーム関係者は「ここからの1週間の過ごし方とケアが大事になる。恐らく踏み出した左足に力が入って、ふくらはぎやハムストリングに張りが出てくるはず。これをしっかり解消しないと、痛みにつながったりフォームの狂いの原因になったりしかねない」と指摘。どうしても力が入ってしまう初実戦に加えて、マウンドの違いで下半身への負担が増したことに警戒感を強めている。

 日本球界史上最高年俸の推定9億円プラス出来高(推定)で呼び戻したエースを、故障で離脱させることだけは絶対に避けねばならない。昨年まで7年間を過ごした大リーグの日程ならば、2月21日は先にキャンプインしていたバッテリー組に野手組が合流し、ようやくチーム全体がそろうタイミング。ヤンキース移籍1年目の実戦初登板は3月1日だった。久しぶりの早仕上げ調整で、身体に異状が出ないよう慎重を期す必要がある。

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