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復帰後初マウンドは2回3失点 “9億円男”楽天・田中、再適応へ「太ももとふくらはぎ守れ」 (3/3ページ)

 一方で3月26日に開幕するシーズンに間に合うよう逆算すると、適応のためにはできるだけ実戦登板を重ねたいところ。本人は次回の登板予定について、「沖縄にいるうちになるのでは」と見通しを語っており、中6日で27日の練習試合ヤクルト戦(浦添)か、翌28日の中日戦(北谷)が有力視される。ただ、前出チーム関係者は「今のマウンドの軟らかさに慣れるのは、それはそれで困りもの。オープン戦が始まればまた、感覚が変わってしまう」と話す。

 3月のオープン戦はバンテリンドームや神宮、東京ドームなど、マウンドが硬い球場での試合が予定されている。楽天の本拠地・楽天生命パークもメジャー式の赤土をふんだんに使用した硬いマウンドだ。「とにかく環境の違う沖縄では結果を求めないこと。あくまでもシーズンへの準備運動くらいに思っておけばいい」と助言を送るのは、夕刊フジコラムニストの山崎武司氏(52)だ。

 21日の復帰初登板を現地で観戦後、田中将本人と会話したうえで「このタイミングでの結果は、本人も全く求めていなかったようだね。『まずは日本のマウンドで打者に投げる感覚をつかみたかった』と言っていた。打たれたことは何も問題ない。実戦で投げて刺激が入ったことで、さらに上がっていくんじゃないかな」と太鼓判を押す。

 沖縄での登板で結果が出なくても心配無用。逆にしっかり結果が出るほど特殊な環境に適応してしまったら、いざ本番仕様のマウンドに立ったときに再び感覚のズレに苦しむことになる。8年前のような快投を披露するのは、桜の足音が大きくなってからでいい。

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