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【勝者のワザ】ツアー2勝目をもたらした夫人からの言葉「ミスしても、すぐに自分を許してね」 ジェネシス招待優勝、マックス・ホーマ (1/2ページ)

 ホーマにとって、その言葉を聞くのは2度目だった。

 「ミスしても、すぐに自分を許してね」

 最初は、ジェネシス招待に向かうときだった。レイシー夫人の、その言葉に送り出された。そして、2度目は、プレーオフが決まったとき。夫人にラインでそれを報告すると、再び同じことをいわれたのだった。

 72ホール目。1メートル強のバーディーパットがカップに沈めば優勝が決まったのだが、この短いフックラインをはずしたことで、トニー・フィナウとのプレーオフとなった。 ひとつのミスが、負のスパイラルへの入り口となり、自滅への道をたどってしまう。アマチュアゴルファーにもありがちなパターンではあるが、ホーマにもその傾向があった。19年のウェルズファーゴ選手権での優勝はあるが、プロでは、この1勝のみにとどまっていた理由も、そのあたりにあり、夫人は、そんなホーマの性格を知りすぎるほど知っていたのであろう。

 プレーオフ1ホール目。ホーマのティーショットは木の根元のラフに止まった。ホーマは状況を確認するとSWのフェースを思い切りかぶせて低くボールを打ち出した。ピンチは一転して2メートルほどのバーディーチャンスになっていた。このパットもはずすのだが、2ホール目でバンカーショットをまた同じような距離につけ、今度こそ決めた。フィナウが、それよりも短いパットをはずしたことでホーマのツアー2勝目が決まった。

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