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巨人とヤクルト、44年ぶり電撃トレードの全舞台裏 田口と広岡を交換、ヤクルト絶望ローテで出血覚悟の決断 (1/4ページ)

 巨人・田口麗斗投手(25)とヤクルト・広岡大志内野手(23)のトレードが成立し1日、両球団から発表された。同リーグ間の交換トレード自体珍しいが、両球団では1977年以来、実に44年ぶり。血の入れ替えに積極的な巨人・原辰徳監督(62)が持ち掛けたもので、ファミリー球団で生え抜き重視のヤクルトにも背に腹は替えられない事情があった。球団初の3年連続最下位阻止が至上命題だというのに、オープン戦の段階から先発投手陣のコマさえそろわない惨状なのだ。(塚沢健太郎)

 「巨人とのトレードは記憶にないな。FAや、ペタジーニ、ラミレス、グライシンガーみたいに出て行った外国人はいるけど…」。ヤクルトの球団幹部がこう話したほど、珍しいトレードが成立した。両軍の間では、93年にヤクルトの長嶋一茂内野手が巨人に金銭トレードされて以来。交換トレードとなると、77年のヤクルト・浅野啓司投手と巨人・倉田誠投手以来、44年ぶりとなる。

 巨人・原監督は2年前に編成権を持つ全権監督として復帰すると、日本ハム、楽天、ロッテとパ球団とのトレードを積極的に進めてきた。ただ、セ球団とは昨オフに関西の女子アナと結婚した内野手の山本を阪神に金銭トレードで出した例があるだけ。プロ6年で2桁勝利2度、日本代表経験もあり、まだ24歳と若く貴重な左腕、田口の移籍はインパクトが大きい。

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