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渋野日向子に原英莉花、笹生優花も米ツアー視野…混迷する賞金女王争いの行方 国内専念の鈴木愛らにチャンス到来

 国内女子ゴルフの今年初戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)は4日、開幕した。コロナ禍で大会中止が相次いだ昨年は14試合しか行われず、38試合が予定される今年とシーズンを統合。長丁場の賞金女王レースは、現在のランキングが全くあてにならないほど波乱含みだ。

 賞金トップを走るのは約9389万円の笹生優花(19)。2位の古江彩佳(20)が僅差の約9050万円で追い、3位に約7072万円で原英莉花(22)。前回女王の鈴木愛(26)は約3677万円で9位、同2位の渋野日向子(22)は約1652万円で35位と出遅れた。

 今後の展開予想を難しくするのは渋野、原、笹生らが米メジャー大会への出場と、来季からの米ツアー参戦に意欲を示している点。米メジャー出場となれば、前後の国内大会は見合わせざるを得ない。例年は秋に開催される米ツアー最終予選会に参戦すると、シーズン大詰めの数試合に出場できない可能性も。となると、鈴木ら国内ツアーに専念する意向の選手にチャンスが巡ってくる。

 3日は設営スタッフに新型コロナウイルス陽性反応が出て、コースは立ち入りは禁止に。開幕前日の練習ラウンドが中止となり、選手は練習場や他のコースでのラウンドなど、ドタバタのなか各所で工夫して調整した。

 選手の会見も中止となり、渋野は「朝起きてビックリしましたが、会場の消毒をしてくださり、無事に開催できるということで安心しました」とコメントを発表。昨年6月の開幕戦はまさかの予選落ちとなったが、「調子は試合をしてみないと分かりませんが、できる限りのことはやってきました。今の自分ができること、やるべきこと、目の前のことをしっかりとできるように地道に頑張ります」とマイペースで挑む。 (塚沢健太郎)

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