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どうなる現役ドラフト プロ野球選手会、今年導入を熱望 現行案では「戦力外候補の押し付け合い」の懸念も

 日本プロ野球選手会は4日、日本野球機構(NPB)とオンラインで行った事務折衝で、新型コロナウイルス感染拡大への対応で中断していた現役ドラフト制度導入へ向けた協議の再開を求めた。

 出場機会に恵まれない選手の移籍活性化を目的として、選手会が熱望してきた現役ドラフト。昨年1月にはNPBが、各球団がリストアップした8選手を他球団が指名して獲得できる方式を提案し、実施を前提とした詰めの協議の段階まで議論が進んでいた。

 ただ、巨人・原監督は昨年2月の時点で「今のままの中身では到底、賛同できない」と明言。実施時期が7月後半に設定された現行案では、シーズン中なのでサインプレーの変更が必要なうえ、見極めのついた戦力外候補の押し付け合いで終わるといった批判もある。

 それでも選手会側は、「最初から完璧を求めるとなかなか話は進まない。とりあえずスタートさせてから不備があれば見直していく」として、あくまで今年中の導入を希望。NPB側は協議自体は否定しないものの、引き続きコロナ対応を理由に難色を示している。