記事詳細

【ゴルフ真剣勝負 the MATCH】スイング分析~新垣渚 打つ前のイメージをそのまま再生 リストの柔らかさと動きの滑らかさに驚愕

 スイングを見た瞬間、リストの柔らかさと動きの滑らかさに驚愕しました。体の動きを細切れにしてチェックするような昨今の堅苦しいスイング作りになっておらず、個性豊かなスイングが確立されているのも特長といえるでしょう。

 ボールをどのような軌跡でどこに運ぶか。野球でいえばストロボアクションのように、すでに打つ前にイメージが明確になっていて、それに倣って自然に体が動いているのも素晴らしい点です。

 持ち球はフェードですが、これはややウイーク気味のグリップによるもの。ここを修正すれば同じスイングのまま、よりつかまった球が打てるようになります。

 一方、気になったのは、アイアンショットのタイミングです。本人の話では、夏はマッスルバック的なシャープなモデル、冬はキャビティ構造で重心深度が深く、ソールも広めでバンス角が多いモデルといったようにアイアンを使い分けているようですが、これが裏目に出ています。

 というのも、冬用のアイアンを持ったときも、シャープな夏用アイアンと同じように振ってしまい、ドライバーやウエッジに比べてテンポが速くなっていたからです。実際、ミスが出たときは必ずといっていいほどタイミングが速く、リズムが狂って、テンポも速くなっていました。

 これを修正するためには、クラブセッティングを見直すだけでなく、全てのクラブ、全てのショットでリズムとテンポを一定に保つ意識を強く持つことが大切です。それさえできるようになれば、結果は格段に良くなるはずです。 (解説・金谷多一郎)

 ■新垣渚(あらがき・なぎさ) 1980年生まれ。沖縄水産高で剛球投手として甲子園で活躍。九州共立大から2002年ダイエー(現ソフトバンク)入団。新人ながら先発ローテに定着し、04~06年は3年連続2桁勝利。14年ヤクルト移籍。16年引退。通算172試合登板64勝64敗。現在はホークスジュニアアカデミーのコーチも務める。

 ■ゴルフネットワーク『ゴルフ真剣勝負 the MATCH』特別編のプロ野球OB“日本シリーズリベンジマッチ”は2月で終了。3月は“19年プロ入り同期対決”と題して石川怜奈と澁澤莉絵留が対決する。視聴問い合わせ(電)0120・562・034

関連ニュース