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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】C大阪・大久保嘉人編 ゴールはシュートの技術だけでは生まれない、チーム全員が信頼している証 (1/2ページ)

 圧巻でしたね。明治安田生命サッカーJ1第11節で3日、15年ぶりに古巣C大阪に復帰した元日本代表FW大久保嘉人(38)が決めた2発は、すがすがしささえ感じるゴールでした。

 この2発に改めて嘉人のシュート技術の高さを実感です。とにかく、うまい。まずは1本目。前半5分にMF坂元からのパスを受けると、しっかりそのボールを止めて右足を振り抜きました。この瞬間、インフロント気味にしっかりインパクトしている。ボールの軌道は最終的により遠いところへ、ストンと落とすイメージを描いて蹴ったと思われます。本人は「枠内に打とうと思ったら“ブレ球”になった」とコメント。なかなかできる技じゃありませんよ。

 2点目は同22分、FK崩れのこぼれ球を押し込みました。「GKとDFがかぶってくれたので一瞬を突いた」。DF松田陸の素晴らしいクロスを相手GKが触り損ねた瞬間を見逃さず、しっかり左足で合わせました。蹴る前にショートバウンドしていますが、ボールを「面」で的確にとらえているからゴールになるんです。

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