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【江尻良文の快説・怪説】「群を抜いている」張本氏が投手・大谷“大絶賛”の舞台裏

 7日に放送されたTBSテレビ系列のサンデーモーニング「週刊ご意見番コーナー」で、張本氏がエンゼルスの投手・大谷を大絶賛。

 「いいですねえ。やっぱりピッチャーの大谷は。アメリカにも、日本にもいいピッチャーはたくさんおるけれども、群を抜いている」

 日本時間6日のアスレチックス戦に今年初のオープン戦登板。最速161キロ、5アウトは全部奪三振。

 歯に衣着せぬ辛口の本音トークが張本氏のセールスポイントだが、思わず耳を疑うような大絶賛だった。

 それには当然過ぎる舞台裏があった。

 張本氏は二刀流には反対で、一貫して大谷の投手専念を主張してしてきた。「メジャーリーグには大谷程度の打者はゴロゴロしている。投手としては素晴らしいものがあるのだから、投手一本でやるべき」と、事あるごとに強調していたのだ。

 そもそも歴史あるメジャーリーグでも、本格的な二刀流のスーパースターなど存在しない。大谷はファンに目新しい話題を提供する人寄せパンダにすぎないと見る辛口の評論家もいるほどだ。

 だからこそ、張本氏は「打者としてはメジャーでは一流にはなれない。が、投手一本なら十分いける」と、際物の二刀流はやめて、投手専念を執拗に勧めてきたのだ。

 主張がようやくエンゼルスのマドン監督に届いた思いもあるだろう。マドン監督は、今季の大谷の起用法について、投手優先を口にしている。

 だからこそ、我が意を得たり-とばかりに投手・大谷の大絶賛となったのだろう。(江尻良文)

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