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日韓戦3・25“強行”の裏事情 10年ぶり親善試合、コロナ禍で財政難…両国協会が一致したハイリスク・ハイリターン (1/4ページ)

 サッカー日本代表と韓国代表による約10年ぶりの親善試合が、今月25日に横浜・日産スタジアムで計画されていることが、韓国の複数メディアで報じられた。日本サッカー協会はこれまで沈黙を守っているが、水面下では日本協会が韓国協会に打診する形で交渉中。一両日中にも開催が発表される。コロナ下での国際試合にはさまざまな障壁があるうえ、日韓戦は過去にも過剰なライバル意識ゆえにさまざまな波紋を呼んできた。開催に伴う“ハイリスク”は火を見るより明らかだが、それでも両国協会が熱望する“リターン”の思惑とは何なのか。 (編集委員・久保武司)

 韓国での一斉報道後も日本協会は、4日に反町康治技術委員長(56)が「ノーコメント」と応じるなど否定も肯定もしてこなかったが、久しぶりの隣国との親善試合決定は秒読み段階に入った。

 過去の国際Aマッチ76試合は日本の13勝23分40敗。直近では、2019年12月の東アジア選手権(韓国・釜山)で0-1で敗れた。

 親善試合となると11年8月に札幌で3-0の圧勝以来、10年近く行われていない。長らく敬遠されてきたのは、この2試合とも敗れた側の代表監督に更迭論が噴出したように、宿敵との対決はリスクが大きいことも理由のひとつだ。

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