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【ロバート・ホワイティング サクラと星条旗】選手侮辱で辞任、マリナーズのマザー元球団社長の暴言 「無神経で狭量」なコメント、実はメジャーフロントのDNA!? (1/5ページ)

 シアトル・マリナーズの球団社長でCEOだったケビン・マザー(58)が、選手を侮辱する発言などで辞任に追い込まれたことは、すでにご承知だと思う。

 彼は2月上旬に地元のロータリークラブとの朝食会でスピーチし、海外から来た選手の英語をバカにしたり、選手がFAや年俸調停の対象になるまでに必要な期間である、いわゆる「サービスタイム」(ベンチ入り枠の登録日数)を不正に操作していたことを暴露した。

 シアトル・タイムズのラリー・ストーン記者は「一連のコメントは思わず、アゴが落ちそうになるほど無神経で狭量。選手を単なる部品扱いし、敬意を払っていないことが分かった」と評した。

 マザーは、ドミニカ出身の有望株フリオ・ロドリゲス外野手の英語を「ひどい」と決めつけ、菊池雄星や今季から特別任命コーチを務める岩隈久志につく通訳の給料を球団が支払うことに異を唱えた。

 たとえば、こうだ。

 「うちは今年、岩隈をアジア担当スカウトに採用したばかり。彼はワンダフルな選手だったが、英語はひどかった。彼はうちで再び働きたいといってきたが、春のキャンプで出会ったら、『通訳に金を払うのはうんざりだ』というつもりだ。彼が選手だったころ、通訳代として7万5000ドル(約800万円)を払わなくてはならなかった。選手時代、それを彼に告げたら、急に英語がよくなったがね」