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【ロバート・ホワイティング サクラと星条旗】選手侮辱で辞任、マリナーズのマザー元球団社長の暴言 「無神経で狭量」なコメント、実はメジャーフロントのDNA!? (4/5ページ)

 自前の選手が育ちFAの権利が生まれる時期になると、若くて安い選手とトレードし、大金を残すというトレンドをメジャーに残した。

 ファンを無視した行動は2017年に元ヤンキースのスター選手だったデレク・ジーターに売却するまで続き、「野球界でも最も憎まれた男」と言われた。

 フランク・マコートは2004年、妻のジェイミーとともにドジャースを買収。翌年、妻は球団社長になり、その4年後、CEOとなった。

 2009年、夫は突然妻を解雇し、同時に離婚訴訟を起こした。球団が雇ったリムジンの運転手と妻が不倫関係になり、2人は約半月間、フランスを旅行。その費用を球団に請求したという理由だった。

 2011年、ドジャースは会社更生法を申請。同年11月、マコートは離婚慰謝料として1億3000万ドル(138億円)を支払うことを条件に、妻を球団のオーナーから外した。カリフォルニアの歴史上、最も高い慰謝料だといわれた。それから3カ月後、マコート氏は、20億ドル(2120億円)で球団を売却した。

 2004年に4億3000万ドル(456億円)で買収し、売却までに1度もナ・リーグで優勝できないまま莫大な利益を手にしたことになる。これはドジャース史上、最も恥ずべきエピソードだと言われた。