記事詳細

【江尻良文の快説・怪説】次から次へと球界改革案を提唱 巨人・原監督の狙いは「現場出身コミッショナー」か (2/2ページ)

 原監督はこう12球団運命共同体を強くアピールしている。まさに球界のトップに立つコミッショナーの弁だろう。そして、これは現実的にユニホームを脱いだ後の球界のセカンドライフとして最有力の選択肢になる。

 現場出身第一号コミッショナーとしては、理想はONコンビの就任だが、後継者としての最適任者は原監督だろう。球界改革に関する最近の言動が、すでにコミッショナー化しているのは前述の通りだ。

 もう一つ、原監督のコミッショナー就任に関しては、故星野仙一氏との関係もある。

 星野氏は「球界を知らない素人コミッショナーでは球界改革はできない。現場を知り尽くしている者がコミッショナーにならないとダメだ」が持論で、コミッショナー就任に意欲を燃やしていたが、実現しなかった。

 生涯「打倒・巨人軍」を貫き、中日、阪神、楽天3球団を優勝させている星野氏は、原監督にとっては敵将中の敵将。だが、NHKの解説者としては大先輩にあたり、球団の垣根を越えて薫陶を受けた。コミッショナー就任は、星野氏の夢を引継ぎ、実現することにもなる。(江尻良文)

関連ニュース