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【江尻良文の快説・怪説】“令和の怪物”ロッテ・佐々木朗希を巡る世界の王vsアジアの張本 番外戦の勝者はどちらか

 12日の中日とのオープン戦(マリンスタジアム)で2年目のロッテ・佐々木朗希が実戦デビュー。6回1イニングを三者凡退で抑えた。

 大船渡高時代に高校球界最速の163キロを計測。“令和の怪物”と騒がれた佐々木に関しては、世界の王とプロ入り同期生のアジアの張本の評価が真っ二つ。とりあえずはアジアの張本に軍配が上がった格好だ。

 「プロ入り前から“令和の怪物”と君らは大騒ぎしたけど、プロの投手はストレートの速さだけでは勝てない。ウイニングショットのいつでもストライクが取れる変化球とコントロールがなければ、プロでは一流投手にはなれないよ」

 世界の王ことソフトバンク・王球団会長はこう断言していた。そして、こう付け加えたのだ。

 「高校球界の投手でいえば、佐々木よりも星稜の奥川の方が即戦力に近いだろうね。奥川はストレートだけでなく、変化球もいいものを持っているし、コントロールも良い」。

 が、ヤクルト・奥川より一足先に佐々木の方が、プロでの実戦初登板を三者凡退で飾ったのだ。世界の王とプロ入り同期で「オレはアジアの張本」を自称する、張本氏は、胸を張っただろう。

 「やはり佐々木は良い投手だね。大谷の後継者だろう」と太鼓判を押していたからだ。とりあえずはアジアの張本に軍配。さて、最終的に勝者になるのは、世界の王か、それともアジアの張本か。「令和の怪物」を期待される佐々木を巡る番外戦は、今後ますます興味津々だ。(江尻 良文)

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