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あきれた横綱にタニマチ「白鵬離れ」 5場所連続休場も名古屋に進退先延ばし、結び前よりも懸賞金少ない“異常事態” (3/4ページ)

 芝田山部長自身、15日制初の横綱皆勤負け越しや4場所連続全休の経験があるが、「難しい判断だけど本人しか自分の体は分からないんだから、本人が見極めるしかない。(8場所連続休場の)稀勢の里は一生懸命、頑張って相撲を取っていた。長い歴史の中でこういう横綱の例はないですね」と突き放す。

 対照的に協会トップ、八角理事長(元横綱北勝海)は「残念だ。横綱を10年もやれば、今までこういう(程度の)けががなかったのが不思議なくらい。このままでは終われないという気持ちだろう」と大甘だ。場所前に鶴竜が休場を発表したときと同様に、進退は本人に委ねるとした。

 八角理事長は横綱時代、4場所連続休場から1992年5月場所への出場をギリギリまで模索したものの、開幕直前に断念して引退を表明している。白鵬も7月までにどこまで状態を戻せるかは不透明ながら、長らく応援してきたタニマチの心は、すでに離れてしまったようだ。

 今場所の懸賞申し込み本数は1366本。コロナ前だった一昨年の2073本に比べると減っているものの、これまではあり得なかった異変が起きている。白鵬の初日は前場所優勝の小結大栄翔と注目の一番が組まれたが、懸賞金は18本だけ。結び前の正代-御嶽海の15本、宝富士-朝乃山の14本と大差なかった。

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