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【zak女の雄叫び】「3・11」翌日に佐々木朗希が実戦デビュー 「夢や希望を与える活躍を」 (1/2ページ)

 将来に期待感を抱かせるデビューだった。ロッテの佐々木朗希投手が12日、ZOZOマリンスタジアムで行われた中日とのオープン戦で実戦初登板を果たした。六回に2番手として登板して1イニングを1奪三振を含む三者凡退に抑え、最速153キロを計測。東日本大震災で被災した少年は、偶然にも「3・11」10年後の翌日にプロとしての大きな一歩を踏み出した。

 中日のビシエドを見逃し三振に仕留めると、背番号17は力強く拳を握りしめた。投じた12球中、直球は11球。「マウンドから見た景色はすごく興奮したし、楽しんで投げられた」。ロッテは1試合5000人の入場制限をしてチケットを販売。平日のデーゲームにもかかわらず、完売し、見守った観衆4966人からはどよめきや大きな拍手が起こった。

 岩手・大船渡高時代に163キロをマーク。「令和の怪物」として一気に注目を浴び、ロッテにドラフト1位で入団した。昨季は1軍に帯同したものの、慎重な調整が進められ、2軍も含めて公式戦の登板機会はなかった。「三者凡退で抑えることができたので、安心したのが一番。昨年は、意味のある1年間だったと思う」。マウンドに上がれない我慢の日々をプラスへと変えた。

 ちなみに、登場曲はあいみょんの「今夜このまま」。「あれしかないと思っていた。それ以外、考えられなかった。テンションが上がる」。普段はゆっくりと考えながら話す19歳だが、登場曲の話題に及ぶと多弁になり、あどけない一面ものぞかせた。