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【実況・小野塚康之 時代を越える名調子】センバツ開幕! 私の注目投手は天理・達孝太、大型右腕は“柔軟で繊細” (1/2ページ)

 今センバツは好投手が目白押しだ。ビッグ4と称される小園健太(市和歌山)、畔柳亨丞(中京大中京)、松浦慶斗、関戸康介(共に大阪桐蔭)をはじめ枚挙に暇がない。ここ10年で全体的に球速はグッと上がり、変化球も多彩になってレベルアップを感じる。

 その中で私の注目は明日の第一試合に登場する天理の達孝太だ。近年の野球界で進化の一つは大型選手の活躍だと思う。阪神・藤波晋太郎(197センチ)にエンゼルス・大谷翔平(193センチ)、球速では一段階上のクラスの160キロ台、投手と野手の2役に挑むなども体力のなせる業だと思う。さらに今年は巨人の2メートル内野手、秋広優人が出てきた。

 卓越した素材という観点で193センチ、88キロの達は魅力的だ。右のオーバーハンドで角度があり、これを生かしてフォークボールも武器とする。“剛腕で粗削り”をイメージするかもしれないが達は違う。ステップの幅は広く取らず真上から投げ下ろすが、フォームに力みがあまりない。しなやかと言った方が良いだろう。マックスは146キロ。三振を2桁とる。牽制球やフィールディングも巧みだ。

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