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【江尻良文の快説・怪説】現役最年長、中日・福留の一軍合流で注目される球界長寿サバイバルマッチ 「敬老の日」に胸を張ってプレーしているのは誰だ

 球界現役最年長42歳の中日・福留が18日、一軍に合流。球界長寿サバイバルマッチが改めてクローズアップされる。

 日本人の平均寿命が80歳代になり、世の中の定年退職年齢も、引き上げられている。ひと昔前まで55歳だったのに、60歳、65歳…となり、今では「70歳代はまだまだ十分働ける」も常識になっている。

 球界も例外ではない。世の中の動きにつれ、現役生活も長くなった。かつてはONですら、40歳を現役引退の年齢として強く意識していた。巨人・長嶋終身名誉監督が38歳、ソフトバンク・王球団会長は40歳だった。

 「当時は40歳前後が現役引退、ユニホームを脱ぐ決意をする現役限界年齢になっていた。長寿の今の時代ならもっと長くプレーしていたかもしれない」と口をそろえる。

 今は40歳超えの現役プレーヤーも当然のように受け入れられている。現役最年長の中日・福留に続き、41歳のオリックス・能見、ヤクルト・石川もいる。西武・松坂や“松坂世代”のオリックス・和田も40歳で健在だ。さらに、今季、阪神・糸井、ロッテ・鳥谷も40歳を迎える。

 9月20日の「敬老の日」に胸を張ってプレーしているのは誰か。同世代のファンにとって、球界長寿サバイバルマッチの行方は興味津々だ。

 同時に、若手選手たちにとっては、ベテラン選手は目の上のタンコブ。長寿選手がいる限りポジションは空かない。選手寿命が長くなるのはいいが、若手はもっと突き上げないと芽が出ないまま、自分の選手寿命が短くなる。(江尻 良文)

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