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【江尻良文の快説・怪説】阪神のニュースター誕生を一番喜んでいるのは巨人・長嶋終身名誉監督 待望久しい救世主・佐藤輝、7本塁打超えなら「伝統の一戦」復活の起爆剤に (1/2ページ)

 阪神のドラフト1位・佐藤輝明(近大)が、オープン戦でホームラン量産。巨人・長嶋がルーキー時代に記録した7本塁打超えで注目を集めている。阪神待望のニュースター誕生を誰よりも喜んでいるのは、他ならぬ現在巨人終身名誉監督の長嶋氏だろう。

 すでに6本塁打でドラフト制後の新人最多タイ記録。ミスタージャイアンツ、ミスタープロ野球の長嶋超えとなれば大騒ぎされるのも当然の快挙だ。

 その長嶋氏が記録を破られたら、大喜びするのはなぜか。それは「巨人対阪神戦の伝統の一戦」が復活する起爆剤になるからだ。

 「現役時代、阪神との伝統の一戦となると武者震い。独特の雰囲気があり、燃えたよ。監督時代になると、猛虎じゃなくなり、周囲からは巨人-阪神戦はもう“伝統の一戦”じゃない。死語だと言われたが、オレにとっては違った」

 長嶋氏は事あるごとにこう言い続けた。というのも、不動の信念があるからだ。

 「巨人対阪神という伝統の一戦があったから、ここまでプロ野球は繁栄してきた。この伝統の一戦を復活させることが、新たなプロ野球人気につながるんだよ」

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