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【実況・小野塚康之 時代を越える名調子】明徳義塾の名将・馬淵監督を唸らせた仙台育英の強さ「実力差のあるイチゼロ」「相手より劣っていた」 (1/2ページ)

 「実力差のあるイチゼロ(1-0)。2点目、3点目を取られたら終わり」。明徳義塾の名将・馬淵史郎監督が素直に仙台育英の底力を認めた。

 甲子園では、勝ったチームの力を知るには対戦相手に感触を聞くのが最も分かり易い。データや傍から見た印象とは大きく異なることが多い。しかも分析力抜群の馬淵監督となれば、その精度は極めて高い。

 試合は東北チャンピオンと四国ナンバーワンのマッチアップ。打線が強く、レベルの高い複数投手の継投など、大型で総合力が全国有数の仙台育英。エースの制球が抜群で1人で投げ抜き、守備は鉄壁、多彩なバントなど戦略的な攻撃力を駆使する隙のない明徳義塾。見どころ満載の対決は馬淵、仙台育英の須江航両監督の読み通り、少得点のせめぎ合いとなった。

 明徳義塾側から見れば打率・370、平均9得点の相手打線を1点に抑え込んだ。左腕の代木大和が得意のカットボールを駆使して1点に抑え、バックの守備もレフトの高松伸志やサードの梅原雅人の身体を張ったダイビングキャッチなどで盛り立てたが、反撃には至らなかった。

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