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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】“B代表”でも冨安で守備陣は盤石 初招集・SB山根に注目

 日韓戦のメンバーが発表になりました。今季Jリーグで全6試合に先発し5得点と絶好調のFW大久保嘉人(39)=J1C大阪=が招集されなかったのは残念ですが、後ろの選手はしっかりベストの布陣で固めた印象です。

 中でも守備の国・イタリアの1部リーグでしっかりレギュラーを張っている、東京五輪世代のDF冨安は今回、あえてA代表で招集しました。

 これはセンターバックでコンビを組む代表主将DF吉田麻也(32)=イタリア1部サンプドリア、所属チームで評価を上げているMF遠藤航(28)=ドイツ1部シュトゥットガルト=と合わせた3点セットの意味合いが強い。

 ボランチで相手攻撃陣のつぶし役となる遠藤を含めた3人で、中央の守備を固めれば韓国の攻撃を防げるという判断のはず。日韓戦の勝敗はこのトリオが大きなカギを握ると思います。

 サイドバックにも注目しています。このポジションには酒井、長友(ともにフランス1部マルセイユ)がいますが、今回はコロナ禍で招集できません。そこで初招集となったのが右サイドバックのDF山根視来(27)=J1川崎=です。Jリーグで盤石の強さを誇る川崎を支えている1人。森保ジャパンのサイドバックの選手層を厚くするためには、彼が日韓戦で活躍することが必要不可欠になるかと思います。

 山根を含めて初招集は8人。でも今の選手たちは、日韓戦だから気合が入るというイメージはほとんどないと聞きました。これも時代の流れなのですかね。されど、日韓戦です。ピリピリした熱い試合を見たい。それは皆、同じ気持ちのはずです。(元J1横浜監督・水沼貴史)

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