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プロ野球26日開幕 夕刊フジ恒例順位予想「パ・リーグ編」 田中将が復帰の楽天、本命ソフトバンク止められるか! (1/4ページ)

 プロ野球公式戦の開幕を26日に控え、夕刊フジ評論家、コラムニスト、記者陣による恒例の順位予想を発表する。まずは8年連続日本シリーズ制覇中に敬意を表してパ・リーグから。今季最大の話題は、2013年にシーズン24勝0敗の無双エースとして楽天を日本一に導き、米大リーグから8年ぶりに復帰した田中将大投手(32)だ。近年の大型補強の最後のピースとなり、5年連続日本一を目指す常勝ソフトバンクに待ったをかけられるのか。

西武、しぶとさある辻監督に期待 夕刊フジ評論家・須藤豊氏

 かつてのV9巨人が最も強かった時期は4、5年目だった。5年連続の日本一が懸かるソフトバンクに、それほどの強さはない。違いはデスパイネとグラシアルの両助っ人砲が30代半ばとなり、全盛期を過ぎつつある点だ。また、分厚い戦力と厳しい定位置争いは野手を必死にさせる反面、ケガを誘発しやすい。今季も優勝の本命ではあるものの、しぶとさのある辻監督率いる西武など他球団は、このあたりに付け入るスキがある。

 楽天に復帰した田中将は2ケタは勝つはず。久しぶりの日本の打者との対戦で適応も必要だが、勝ち方のコツを知っている投手だ。最大の問題はベンチワーク。GM兼任の石井新監督は権限が強い分、責任も重い。大金を払い補強もしてきたわけで、言い訳できない。

 オリックスはBクラスで予想したが、山本に吉田尚と投打に楽しみな選手が増えた。中嶋監督は私が西武ヘッドコーチ時代、衰えの見える伊東勤に代わる正捕手として、球団に掛け合ってFAで獲ってもらい、ともに優勝を味わった縁がある。勝ちの味を知る監督の采配に期待したい。(元巨人ヘッドコーチ)

≪順位予想≫(1)ソフトバンク (2)西武 (3)楽天 (4)オリックス (5)ロッテ (6)日本ハム

ソフトバンク、投打の総合力で盤石の強さ 元阪神・藪恵壹氏

 投打の総合力では変わらず、ソフトバンクが頭ひとつ抜けている。柳田ら主力が序盤、間に合わなくてもオープン戦2位の成績はさすがで今年も盤石の強さを誇る。

 対抗馬となるロッテは昨季31度の逆転勝ち。先発がそこそこ粘れば白星を拾える勝ちパターンの継投を確立したが、一角を担った沢村がメジャーに移籍し、唐川ら代役が維持できるかに懸かる。今春キャンプで松中臨時コーチに指導を受けた藤原の成長も著しく、安田、山口ら若手と鳥谷、角中らベテランとのバランスもいい。気になるのは強肩捕手、田村の2割台前半止まりの盗塁阻止率。投手が走者にスタート切らせない工夫をどこまでできるか。

 石井GM兼監督率いる楽天は、田中将の加入で松井裕を抑えに配置転換できたことが最大の強み。課題の捕手育成でも田中将が助言を送り、バッテリー強化を図っている。石井監督は成績がシビアに求められる立ち位置。効果的に戦力を補充していく、電光石火のトレードをいつ繰り出すのかにも注目したい。(元阪神投手コーチ)

≪順位予想≫(1)ソフトバンク (2)ロッテ (3)楽天 (4)西武 (5)オリックス (6) 日本ハム

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