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【今日も一緒にプロレスを楽しみましょう!】新日が冷や汗、タイガー・ジェット・シンの猪木襲撃事件 「本当の喧嘩かパフォーマンスか」 (1/2ページ)

 東日本大震災への支援活動で駐カナダ・トロント総領事から、在外公館長表彰を受けた「インドの狂虎」タイガー・ジェット・シン。地元でも名士として知られ、学校や通りに名前が付けられるなど、意外な素顔が明かされた。

 1973年の初来日から、日本中を恐怖のどん底に叩き落とした狂乱ファイトを知る人たちは戸惑いを隠せないはず。狂虎伝説の決め手となった「新宿伊勢丹デパート本店前・襲撃事件」を振り返ってみる。

 初上陸から半年あまり、11月5日(月)午後6時過ぎの新宿伊勢丹の正面入り口。アントニオ猪木は当時の愛妻・倍賞美津子、弟の啓介氏と買い物を済ませ、帰路につこうとしていた。

 そこへ、シンがビル・ホワイト、エディ・オーガーを引き連れ、猪木に襲い掛かった。大男たちのストリートファイトに、新宿の街は騒然となった。どれぐらいの時間だったのか? 短い時間だった。

 3人がかりでは、さすがの猪木もたまらない。ガードレールにぶつけられ、居合わせたタクシーのボンネットにも放り投げられた。額、腕から流血した猪木も、何とか反撃のパンチを繰り出した。自身の血なのか、返り血なのか、猪木もシンも上着が赤く染まっていた。

 通行人の通報でパトカーが駆けつけたが、すでにシンら3人は姿を消していた。警察官が目にしたのは、血だるまの猪木を美津子夫人、啓介氏が介抱する様子だった。

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