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【実況・小野塚康之 時代を越える名調子】「夏に向かって最高にためになった」 専大松戸、手応えの敗戦 (1/2ページ)

 センバツには明日がある。それは選手権大会という最後の大目標が待っているからだ。優勝候補の筆頭格・中京大中京に0-2で敗れた試合を、専大松戸の持丸修一監督は「夏に向かって最高にためになった試合」と振り返った。負けて喜べるはずはないが、ベテラン監督の表情には満足感すら漂っていた。

 1回戦の最後に登場した専大松戸の戦いぶりは心地よかった。その要素は“3つのS”だと私は思う。ストライク、スイング、スピードだ。

 まず、エース深沢鳳介の制球が良くストライク先行。右のサイドハンドから繰り出す速球と緩い変化球のコンビネーションは抜群で、打者もどんどん振ってくる。わずか3安打2失点99球で8回を完投した。敗戦投手に持丸監督は「100点」の採点をした。

 打線もファーストストライクから最速151キロ右腕、畔柳丞にスイングで挑む。今大会で最も三振の少ない打線と聞いていたので、じっくり見てカットしてファウルで粘るなどするのかと思いきや、恐れず振る。12三振を喫したが強打の相手を上回る6安打を放った。

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