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【江尻良文の快説・怪説】開幕戦で暴露された“楽天・石井、オリックス・中嶋、DeNA・三浦”新監督トリオの前途多難 (1/2ページ)

 開幕3連戦でデビューした新監督トリオ。日本ハム戦2勝1敗と唯一勝ち越しの楽天・石井GM兼任監督。西武戦1勝2敗のオリックス・中嶋監督。巨人戦0勝2敗1分のDeNA・三浦監督。三者三様だが、今後は揃って前途多難だ。

 東日本大震災から節目の10年目。メジャーリーグから復帰した大黒柱の田中旋風再来で8年ぶりのリーグ優勝、日本一奪回を高らかに宣言していた石井楽天。

 が、開幕第2戦先発予定だった肝心要の田中が、右ふくらはぎのヒラメ筋損傷でリタイア。復帰まで3週間では盛り上がりに欠けるのは仕方ない。

 それだけに、田中に代わって開幕投手を務めた涌井が発奮してくれたのはありがたかったことだろう。西武、ロッテに続く史上初の3球団開幕投手勝利で、西武で共にプレーした石井監督へ初陣勝利という恩返し。

 「恩というのはなかなか返しきれないと思うが、期待に応え続けていきたい」というベテランの言葉はさぞ心強く感じただろうが、今季の命運は田中が握っているのは間違いない。

 もともと右肘に爆弾を抱えている田中だけに、その体調管理は特に重要だ。キャンプから田中狂想曲はチーム内外で加熱し、その最中で結局故障リタイアとなった事実は重い。これでは石井監督の管理能力を問われても仕方ない。

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