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サッカーW杯カタール大会は開催可能か 日本、モンゴルに14点大勝も素直に喜べず (1/2ページ)

 1年4カ月ぶりに再開したサッカーW杯アジア2次予選(30日、千葉)で、日本代表はモンゴル代表に14-0で圧勝。W杯予選最多得点記録を24年ぶりに更新した。

 しかし、喜んでばかりはいられない。来年11月に中東カタールで開催される4年に1度のW杯そのものに問題が山積だ。

 日本にも第4波の危機が迫っており、世界中がコロナ禍に苦しんでいる。この試合が行われるはずだったモンゴルは、昨年1月に国境封鎖措置をとり今も継続中。苦肉の策で、モンゴルのホームゲームが日本で開催された一戦だった。

 今月行われる予定だった南米予選も来年に延期。理由はコロナ禍の中の渡航規制で、欧州の強豪クラブが代表への選手派遣を拒否したことにある。

 これに対して強気なのが国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長(51)だ。今月のFIFA理事会後に「カタールのW杯は満員の会場で行えることに100%の自信がある」と豪語した。

 コロナ禍の中でも、FIFAは、東京五輪のような延期も中止も考えていない。それは五輪で稼ぐIOC(国際オリンピック委員会)と同じように、FIFAがW杯で稼ぐ構図があるからだ。前回2018年W杯ロシア大会までの4年間のFIFAの収益は53億ドル(5847億円)。ロシア大会の賞金総額は4億ドル(約441億円)という、とんでもない額。この大会でベスト16まで進出した日本は18億円の賞金を獲得した。

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