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【江尻良文の快説・怪説】いきなり連敗街道でもファンから批判聞こえず DeNA・三浦監督に見る“監督業”の哲学 (1/2ページ)

 “ハマの番長”から“ハマの新監督”に就任。いきなり開幕から5連敗のDeNA・三浦監督。それでもファンから批判の声は聞こえてこない。監督の采配うんぬんではなく、勝てる戦力を整えられない球団側の責任だと捉えらえているからだ。

 開幕4連敗の時点で最下位になった2009年以来、12年ぶりの屈辱。この年から5年連続最下位で“横浜銀行”と言われたが、その時代の悪夢再現危機だ。

 それなのに、“ハマの新監督”は意気軒高。「結果が出ないだけで状態は悪くないので、信じてやるだけです」と、あくまで前向きの姿勢だ。

 実際のところ、現状の戦力では浮上の可能性は極めて低いといわざるをえないだろう。外国人選手頼みのチームなのに、全員不在のまま開幕を迎えては出遅れるのも仕方がない。

 戦力補強がままならない球団事情を、選手時代から昨季の二軍監督まで知り尽くしているのに、よく監督を引き受けたものだとも言える。“ハマの番長”として横浜のファンから絶大な支持を得てきただけに、期待を裏切るわけにはいかなかったのだろう。

 そもそもプロ野球監督業に関しては、OBたちの間でも独自な哲学がある。パリーグ、セ・リーグ両方の弱小球団監督を経験したOBからこう聞かされたことがある。

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