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巨人・野上、エース菅野の代役キッチリ 「不良債権」から一転、コーチも激賞 (1/2ページ)

 80%ダウンの大減俸を飲み込んだベテランが、不屈の投球を見せた。巨人・野上亮磨投手(33)は2日のヤクルト戦(東京ドーム)に2019年8月以来605日ぶりに1軍での先発マウンドに上がったが、6回2失点で黒星。敗れはしたものの左アキレス腱断裂という選手生命の危機からの復活を印象付けた。

 「今日は色々な方への感謝の気持ちを持ってマウンドに立ちました。1人1人、1球1球に気持ちを込めてかみしめながら投球しましたが(本塁打の)あの一球は悔いが残ります」

 そう右腕が悔やんだのが6回1死一塁で相手の4番村上に浴びた決勝2ラン。そこまでは宮本和知投手チーフコーチ(57)が「ベテランらしい頭脳的な投球。これは非常に若い選手に参考になった。いいお手本を見せてくれたなと感じます。両コーナーをつく、あと打者との駆け引きは見事」と激賞したように要所を締め、無失点投球を続けていた。打線の援護がなく敗れはしたが、脚部の違和感で出場選手登録を抹消中のエース菅野の代役は果たしたといえる。原辰徳監督(62)も「いい投球。結構めりはりの効いたいい投球でした」と納得の表情で繰り返した。

 一度登板を飛ばした菅野は9日の広島戦(マツダ)で復帰予定。近々で1軍での先発登板の機会が見込めないため、一旦は2軍調整となる。

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