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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】U-24アルゼンチン戦に快勝!! 個人的MVPはFW林大地、攻撃も守備も“ゴリゴリ”中山雅史をほうふつ (1/2ページ)

 こんなFWを待っていました。先月29日のU-24(24歳以下)の親善試合で、日本代表が強豪アルゼンチンを3-0で破りましたよね。先制弾を決めたFW林大地(23)=J1鳥栖=こそ、この試合のMVPです。

 みなさんの中にはきっと、「林って誰?」と思われている方もいるでしょう。大卒2年目で、今回もMF堂安(ドイツ1部ビーレフェルト)の負傷で追加招集された選手です。

 彼がすごいのは、とにかく攻撃も守備も“ゴリゴリ”いくところ。1998年のフランスW杯で日本人初ゴールを決めた中山雅史(53)=現J2磐田コーチ=をほうふつとさせますね。

 日本人選手といえばパスがうまいとか、足技がいいとかよく言われますよね。林はとにかく獲物を見つけたらとことん走る。サッカーで獲物といったらもちろんボールですが、走るということにとにかく貪欲な選手。「ビースト」(野獣)というニックネームがぴったりです。

 この試合では1トップで先発しました。FWは点を取ることはもちろんですが、攻撃の仕掛け、きっかけをつくるのも大切な仕事。MF久保建英(スペイン1部ヘタフェ)が、林の動きを「やりやすかった」と言ったそうですが、林は相手のボールに向かって奪いに行くテンポが実にいい。だから次の動きもスムーズにいきます。林が攻撃のスイッチを入れたことで、東京五輪の優勝候補アルゼンチンに快勝できたのは間違いないです。

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