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【江尻良文の快説・怪説】開幕4連勝から暗転、5連敗のソフトバンクの内幕

 主砲の柳田が2試合連続の3号を放ったのに、5連敗のソフトバンク。開幕4連勝からの暗転劇の裏には何があるのか。

 6日からの日本ハム戦でようやく一軍復帰する、大黒柱の千賀の不在がすべてだろう。昨季11勝、149奪三振、防御率2・16で投手三冠。ナインから絶大な信頼を得ている千賀は、両ふくらはぎのコンディション不良で調整が遅れ、3日にようやく今季初めて一軍に合流したばかりだ。

 「お帰り。しっかり頼むよ」と声を掛けたという工藤監督。「あんなに明るかったのは久しぶりですよ。ここからはピシッと投げるところを見せて“さすが違うな”というところを見せたもらいたいよ」と、千賀の復帰にチーム復活を託している。

 同じような状況の楽天・田中将とオーバーラップする。メジャーから復帰して8年ぶりのV奪回、日本一を熱望されていたのに、右ヒラメ筋損傷のために戦線離脱中。日本復帰初登板は、最短で10日のソフトバンク戦(楽天生命)。遅くとも17日の日本ハム戦(東京ドーム)が有力視されている。

 2021年パ・リーグのペナントレースが本格化するのは、千賀と田中の二枚看板が出そろってからといえるだろう。(江尻良文)

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