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池江璃花子、冷静な自己分析のワケ 東京五輪内定も「代表に入れるか分からない」

 白血病からの完全復活を目指す競泳の池江璃花子(20)が4日、東京五輪代表に内定した。一発勝負の選考会を兼ねた日本選手権の女子100メートルバタフライ決勝で3年ぶり日本一。57秒77でメドレーリレーの五輪派遣標準記録を突破した。

 優勝を確認するとプールの中で号泣。インタビューにも「自分が勝てるのはずっと先のことだと思っていた。すごくつらくてしんどくても、努力は必ず報われるんだなと思った。今すごく幸せ」と、最後まで涙を流しながら応じた。

 2019年2月の白血病判明から2年余り。昨年8月から実戦復帰も、本人は「あくまでも目標は(24年)パリ五輪です」と一貫して語ってきたが、この種目のタイムをここ1カ月で2秒も短縮するなど奇跡的な快進撃が続いていた。

 ただし、池江は「派遣(記録)は切れたけど代表に入れるかは分からない」と冷静に自己分析。今大会は8日間で最大11レースに出場予定だが、五輪に出るならこれくらいのスケジュールをこなせるだけの体力が戻っている必要があり、まだ見極めの段階だ。次は7日、2枚目の五輪切符が懸かる100メートル自由形予選と準決勝に登場する。

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