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“四苦八苦”プロ野球外国人選手、入国ドタバタ劇 バレンティン来日時の記載不備で世間の目も厳しく ソフトバンクはプライベートジェット手配 (1/3ページ)

 新型コロナウイルスによる入国制限の影響で足止めを食らい、年明けからファンをやきもきさせてきた外国人選手たちが、3月21日に緊急事態宣言が解除されたことを受けて、続々と来日を果たしている。政府が新規受け入れを凍結するなか特例で入国を認められている立場だけに、来日から14日間の待機期間中は厳しい防疫措置を求められ、各球団とも前例のない対応に四苦八苦。その舞台裏に迫った。(山戸英州)

 ソフトバンクの三笠GMは2日、外国人選手の来日時に防疫措置で不手際があったことを「認識の違いがあった。関係各所にご迷惑をかけ、お詫びします」と陳謝した。

 3月28日にウラディミール・バレンティン外野手(36)とニック・マルティネス投手(30)が成田空港に到着。球団はスポーツ庁などに事前に提出した計画書に沿って行動させる義務があるが、記載のなかった空港近くのホテルに宿泊したうえ、福岡に到着するまで付き添う必要があった球団担当者の不在も問題視されたのだった。

 こうした問題は、入国した空港から本拠地が遠い球団ならではのもの。成田のほか中部国際、関西の各空港に到着後は公共交通機関を利用しての移動は禁止だ。当初は球団が準備したレンタカーで迎えに行くしか方法はなかったが、今回の宣言解除前に政府が指定したハイヤー会社であれば利用可能となった。だが、金満ソフトバンクはその上を行く。選手の疲労や移動時間を考慮して、成田から最寄りの福岡までプライベートジェットを飛ばしているのだ。

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