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阪神、13年ぶり好発進 「まん坊」甲子園で“天の恵み”と“密” 開幕10試合で7勝3敗 (1/3ページ)

 関西地区に急激な新型コロナウイルスの感染が拡大する中、阪神は6日、甲子園開幕戦で今季初の巨人戦に臨んだ。試合は7回終了時にグラウンドコンディション不良でコールド勝ち。甲子園は新型コロナウイルス対策の「蔓延防止等重点措置」の対象地域となっているが、天も味方につけて、10試合を終えて7勝3敗と13年ぶりの好発進となった。(山戸英州)

 今年初めての「伝統の一戦」の幕が上がったこの日、兵庫県は2度目の緊急事態宣言解除後では最多となる276人の新規感染者を発表。隣接する大阪府は過去最多の719人の感染を記録した。

 この日の試合は入場券の一般発売を行わず、年間指定席購入者のうち8609人が来場。甲子園開幕戦に加えて人気の巨人戦ということもあり、「チケットを手に入れたい」という選手や関係者の問い合わせも多かったが、「ファンクラブを含めて、一般発売をしていない中、示しがつかない」(球場関係者)とシャットアウトしたという。

 昨季の阪神は開幕3連敗を含む対巨人戦8勝16敗と屈辱を味わったが、今シリーズは巨人の丸、中島らがコロナ感染で離脱中。「飛車角落ちの戦力。3連勝必須の展開」(球団OB)と大チャンスが転がってきた。

 打線は序盤3回までに6点を奪い、先発の西勇輝投手を援護。天気予報とは裏腹に時折、雨が強く打ちつける中で試合が続き、7回にグラウンドコンディション不良によるコールドゲームとなった。雨は弱くなっていただけに、納得しない巨人の原監督がベンチを飛び出し橘高球審に説明を求めたが覆らず。ぶぜんとした表情で球場を後にした。

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