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瀬戸大也、東京五輪の競泳で3つの代表内定も…新所属先探しへのアピールならず 練習不足が響き凡タイムの2位に苦笑い

 競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権(6日、東京アクアティクスセンター)で、昨年9月に不倫問題で揺れた瀬戸大也(26)が200メートルバタフライ決勝に登場。トップで代表を勝ち取るはずが、まさかの2位(1分55秒20)で、200メートル、400メートル個人メドレーに続く3種目の五輪代表に内定した。

 金メダルには51秒台が不可欠といわれるだけに「このタイムで(代表に)残ったのはラッキー」と瀬戸は苦笑い。この種目の五輪派遣標準記録(1分56秒25)は楽勝で突破したものの、150メートル過ぎから勝負の後半で失速した。

 一般女性との不倫問題で、所属先だったANAとは契約を解除し、代表主将も辞退。日本水連は年内活動停止処分を課した。さらにコロナ禍で練習不足となり、本人は「残り50(メートル)でこうなるのはあたりまえ」と話したが、復帰レース以後続く、後半のスタミナ切れは自業自得といえる。

 瀬戸は五輪出場が内定した3種目とも「メダルをとるところには来ている」と自信をみせる。スキャンダルの影響で自ら編成した「TEAM DAIYA」が所属先。この大会でアピールし、今月中には新たな所属先を迎えて東京五輪に挑む構想があったが、全日本レベルでの圧倒的な強さをみせることはできなかった。今のままでは東京五輪が汚名返上の舞台になるかは微妙だ。 (編集委員・久保武司)

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