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開幕100日前で中止も覚悟、サッカー五輪代表・森保監督 準備は抜かりなく本田圭佑もチェック済み

 東京五輪開幕まで14日で、あと100日。金メダルを公約にしているサッカー東京五輪代表・森保一監督(52)は13日、「大会ができなかった場合、その決定には従うし、仕方がないと割り切る」と中止も覚悟していることを明かした。

 国際オリンピック委員会(IOC)は13日、コーツ調整委員長のインタビュー映像を公開し、準備状況を監督する同氏は「大会は必ず開催され、7月23日に始まる。躊躇(ちゅうちょ)なく言える。予定通りに行われる」と断言。強行の構えだ。

 しかし、国内の新型コロナウイルスの感染が収まる気配がない。大阪では一日の感染者がついに1000人を突破。森保監督は「生きるか死ぬか、という問題を抱えていらっしゃる方、職を失った方や会社が存続していくかどうかという方もおられる。自分はそういった方々をしっかり心に留めている」としている。

 もちろん東京五輪に向けた準備に怠りはない。オーバーエージ枠(25歳以上)でのメンバー入りが有力な日本代表・吉田麻也主将(32)=サンプドリア=については「頼りになる」と高評価。出場に意欲をみせる本田圭佑(34)=ネフチ=については「アゼルバイジャンリーグに出場した2試合は見ました。やはり圭佑のもとにはボールが集まってくる」と一応チェックを続けているが、代表入りは不透明だ。

 金メダル奪取は「応援してくれた方への“恩返し”です」と森保監督。五輪へ向けての状況は、100日前になった今も何も好転していない。 (編集委員・久保武司)

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