記事詳細

【清水満 SPORTS BAR】松山英樹「体・技・心」の充実 奇跡ではないマスターズ制覇 (2/2ページ)

 何事にも動じないという『心』の存在である。その『心』がさらに成長していたように見えた。以前なら、時折見せた渋い顔も、今回のマスターズでは、ミスしても笑顔があった。

 いわゆる『アンガーマネジメント』なのかもしれない。1970年代、米国で生まれたといわれるマインドプログラム。怒り、イライラなどを抑えることで、次の行動の生産性をあげる。「目の前の1打にしか、集中しない」というミスを引きずらない冷静な姿勢が持続されていた。

 『体・技・心』の充実を石川遼が賛辞した。

 「英樹は勝つべくして勝ったと思う。本当にすごすぎるけど、でも英樹ならできると思った」

 歴史に名を刻む偉業、快挙…。いやはやス・ゴ・イ! 

(産経新聞特別記者・清水満)

関連ニュース