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もう下手な振る舞いはできない 松山英樹、王者としての自覚と風格

 マスターズを制した松山英樹(29)が14日、優勝者に贈られるグリーンジャケット着用で帰国会見。「ずっと腕に持っていた。常に持ち歩こうと思っている。どこかに置いておいてなくなるよりいい」と語り、王者の自覚をにじませた。

 快挙を演じたことで、今後は日本だけでなく世界中から脚光を浴びる。下手な振る舞いができなくなることは、自身が一番理解している。「今まで以上に注目されることが多くなる。今までよくない行い、クラブを叩きつけたりとか、たくさんあったと思う。そういうところも見られていると思うので、そういうことがないようにしていきたい」と気を引き締めた。

 もっとも、マスターズの優勝自体が精神面の変化の賜物だという。「前週で初日いいスタートを切ったけど、その後できなくてイライラしてキャディーの早藤にも当たったり、みんなに迷惑をかけたりして。何をやっているんだろうとハッと気づくことがあった。マスターズは怒らず、ミスを受け入れていこうという気持ちでやった」。

 今後はウェルズ・ファーゴ選手権(5月6日初日)出場は検討中。AT&Tバイロン・ネルソン(同13日初日)までに復帰し、全米プロ(同20日初日)に臨む予定でいる。ただ、「終わったばかりで、初めてクラブをあまり握りたくないと思っている状況。まだそこに頭が切り替わっていない」と脱力状態にあることを告白。「切り替わったときに、またメジャーで勝てるように、いい戦いができるように頑張りたい」と日本でリフレッシュしてから、メジャー連勝に挑む。(塚沢健太郎)

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